長崎・広島ヒバクシャ証言集「想い」が刊行されました
長崎・広島ヒバクシャ証言集「想い」が刊行されました
原子爆弾投下から75年の夏を迎えた今、多くの被爆者が後遺症に悩み苦しみ、自問自答を繰り返し、後悔と憤懣の念を抱きながらお亡くなりになりました。私たちがどのように原爆の実相を学び、被爆者の気持ちに近づけるかということを考えたとき、直接体験者が語った真実の声、貴重な証言がありました。そして今年8月、高齢化した被爆者の体験を後世に伝えようと、富山県被爆者協議会の被爆2世の会員が証言集『想い』を作成しました。
私たちはこの証言集を多くの人々に読んでいただこうと思いましたが、現在、新型コロナウィルス感染防止のため医院の待合室などに置いておくことが困難な状況です。そのため、この冊子の内容を紹介するチラシを作成しました。このチラシでは、当会で主催した「被爆体験を聞く会」で直接お話いただいた方々の証言録から一部抜粋して掲載しています。
このチラシをご覧になって、証言集「想い」を読んでみたいと思われた方はご連絡ください。(076-442-8000 杉田まで)