(2006.10.10)北朝鮮は核開発をただちに中止し 平和と友好による国際社会への復帰めざせ

北朝鮮は核開発をただちに中止し 平和と友好による国際社会への復帰めざせ

 昨日、国営朝鮮通信は北朝鮮が地下核実験を実施したと発表しました。これは、1992年の朝鮮半島非核化共同宣言や02年9月の日朝平壌宣言でうたった「朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守する」という精神を踏みにじり、昨年の第4回6カ国協議共同声明で北朝鮮自身が合意してきた誓約をも裏切る行為です。

 核兵器の開発や実験、配備、使用などを許さない立場で活動してきた私たちは、核兵器による威嚇を国際外交の道具に使うやり方に対し、強く抗議するものです。

 そもそも北朝鮮にとっての安全保障上の問題は、国際社会から孤立していることであり、その原因は国内における悲惨な人権状況と、国際的な無法行為を清算しないまま、瀬戸際外交を続けていることにあります。

 イラク戦争で実証されたように、先制攻撃を辞さない米ブッシュ政権とのポーカーゲームは自殺行為であり、周辺国をも危険にさらす愚かな選択です。北朝鮮にとって最も効果のある安全保障は、ただちに核開発を中止し、周辺各国と平和友好の外交関係を築き、国際社会への復帰を本気でめざす道です。私たちは北朝鮮に対しただちに核兵器開発をやめ、その計画をすべて廃棄するよう強く求めます。

2006年10月10日
核兵器廃絶をめざす富山医師医学者の会世話人会
世話人代表 片山 喬